これは、検査指定された輸入コンテナ貨物について、検査後に何らかの理由により許可が保留となり、当該検査が実施された場所から当初蔵置されていた保税地域以外の保税地域に転送する場合、税関がCKO(審査区分変更・検査(運送)指定)業務を利用して運送指定を行うことにより、システムによる運送が可能となるもので、転送先ではBIA(搬入確認登録(保税運送貨物))業務または、CYA（CY搬入確認登録）を行っていただくこととなります。
なお、当該仕様は、例えば、大型X線検査場で検査後、当該コンテナをCYに戻さずに他の保税地域に転送する場合を想定しておりますが、同一申告のコンテナがCYに残っている場合は、保税運送により検査済み貨物の転送先と同じ保税地域に運送していただくこととなります。