最終更新日 2017年04月12日
SCR(簡易貨物情報登録)業務について教えてください。
システム不参加保税地域、船卸場所、本船またはふ中等システム参加保税地域以外の場所において、システムによる輸入申告または保税運送申告を行うために、貨物情報が登録されていない輸入貨物に係る貨物情報の登録を行います。登録した情報は、本業務にて訂正可能です。
なお、登録した情報に対して、以降、後続業務が行われない場合は、一定期間経過後システムから削除されます。
SCR後続業務例
- NACCS不参加蔵置場での輸入等申告
- 他所蔵置での輸入等申告
※他所蔵置場所で申告する場合、OLC業務が必須です。(マニュアル保税運送は不可) - 本船、ふ中扱いでの輸入等申告
- 保税運送申告(到着地参加蔵置場の場合)
※保税運送について、マニュアルでの保税運送は不可
SCR業務の訂正について
- 訂正可能項目
B/L番号以外は、全ての項目が訂正可能です。B/L番号は、訂正出来ないため、新たにSCR業務を行う必要があります。 - 訂正可能な状態例
- SCR業務後、後続業務を行っていない
- SCR業務 → IDC(予備申告)業務
- SCR業務 → IDC業務 → 税関での申告撤回
- SCR業務 → OLC業務 → SOT(取消し) → 税関での取消し承認
- SCR業務 → NVC01(登録) → NVC01(削除)
- SCR業務 → HFC業務 → 税関での承認申請撤回等
- SCR業務 → TYC業務 →税関での申請撤回等※
※訂正可能ですが、後続業務を行わない場合でも情報は削除されません。