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ECR業務とRCR業務の違いについて

最終更新日 2017年11月15日

ECR(輸出貨物情報登録)業務には、貨物識別「R:未通関積戻し貨物」という入力項目がありますが、RCR(積戻貨物情報登録)業務との違いを教えて下さい。

ECR業務にある「R:未通関積戻し貨物」とは、「貨物情報がシステムに登録されていない積戻し貨物が、積戻しの許可が未済の状態で搬入された場合。」というものであり、具体的には、保税工場で製造された保税製品、蔵入承認済貨物等の積戻し申告の対象となる貨物が該当します。但し蔵入承認の「貨物管理を行う」を選択した蔵置場においては、蔵入承認後、貨物情報が削除されない為、後述RCRによる業務手順によります。
RCR業務は、輸入貨物としてシステムに登録した貨物を積戻しする場合に行う業務であり、この業務により輸出管理番号が払い出され、積戻しの手続を行うことが出来ます。