【お知らせ】輸入植物検査申請情報の論理チェック機能の追加変更について

公開日 2022年09月06日

 2019年1月20日から輸入植物検査申請した品目が輸入禁止品等の対象植物に該当する場合、規制チェック結果を検査申請書に出力する機能を追加するとともに、2020年2月25日からは、入力時の端末に注意喚起のメッセージを表示させる機能(論理チェック機能)の運用も開始しているところです。

 この機能の運用開始から3年半が経過し、その間に輸入検疫制度の見直しが複数回行われ、規制対象植物が大幅に増加してきている中、仮に申請時の植物名が規制対象種の「属名」のみであった場合、規制対象の「種」のみを注意喚起する現行の仕様では規制情報が表示されないため、規制対象植物の見落とし等の不適切な対応が起こることが危惧されます。

 このたび、これを予防するため、本年9月15日から注意喚起のメッセージを下記のとおり追加変更することといたします。

論理チェック機能の追加変更(本年9月15日から)

〇変更後の注意喚起のメッセージ(具体例)

追加変更対象

現在の表示(本年9月14日まで)

変更後の表示(本年9月15日から)

申請端末の画面

出力帳票(最大7文字まで)

植物防疫法施行規則(以下「規則」という。)別表2で規定する輸入禁止対象植物「種」を含む「属」

―(表示なし)

この「属」には輸入禁止対象植物が含まれる可能性があるため、「種」の特定・確認をお願いします。

禁止品を含む属

規則別表1の2で規定する輸出国で栽培地検査を実施し検査証明書へ所定の追記が必要な対象植物「種」を含む「属」

―(表示なし)

この「属」には栽培地検査対象植物が含まれる可能性があるため、「種」の特定・確認をお願いします。

栽培地を含む属

規則別表2の2で規定する輸出国で特別な措置を実施し、検査証明書へ所定の追記が必要な対象植物「種」を含む「属」

―(表示なし)

この「属」には輸出国での検疫措置が必要な対象植物が含まれる可能性があるため、「種」の特定・確認をお願いします。

措置を含む属

注)「属」自体が規制対象植物に該当する場合は、申請端末の画面及び出力帳票ともに従来どおりの注意喚起のメッセージが表示されます。

・(参考)仕様変更一覧 仕様変更 項番6N-18-006 植物検疫関連業務への検査申請情報の規制チェック結果の追加