「外為法 電子ライセンス情報照会(JTS)」にて出力する電子ライセンスの裏書の[通関月日 税関記名押印欄]について

公開日 2020年07月16日

日頃より弊社の業務にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
お客様より多くのお問い合わせをいただいております事象につきまして以下のとおりご説明いたします。

<事象>
航空輸出貨物について、輸出許可時点において、裏書の[通関月日 税関記名押印欄]が空欄となっている。

<今後の対応>
裏書の[通関月日 税関記名押印欄]を裏書の確定時点ではなく、輸出許可時点に修正いたします。
現時点においては、裏書の[通関月日 税関記名押印欄]は、搭載完了時に日付等が登録されますので、修正されるまでの間は、裏書は搭載完了後に出力していただきますようお願いいたします。

修正作業予定日時:7月21日(火)19:00~22:00

<事象発生の経緯>
貿易管理サブシステムのNACCSへの統合における仕様変更において、輸出許可後において、裏書の修正を可能とする仕様変更を行いました。
(従前の仕様では経済産業省様への連絡が必須でした。)
当該仕様変更は、航空輸出貨物においては、裏書を確定とする時点を輸出許可から申告の確定時点である搭載完了に後ろ倒しするもので、裏書の[通関月日 税関記名押印欄]は、旧仕様より裏書の確定時点に出力される設定であったことから、今回の仕様変更により、航空輸出貨物においては、搭載完了までの間は空欄で出力されることとなりました。

輸出許可後の裏書を可能とする仕様変更にあわせて、[通関月日 税関記名押印欄]の出力タイミングを変更する旨を周知しておらず、ご利用の皆様にご不便をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
上記のとおり、この事象において裏書の[通関月日 税関記名押印欄]が空欄であることは、輸出許可がされていないということを意味するものではありません。また、海上輸出貨物においては、設定が異なるため、当該事象は発生しません。
この度はご不便をおかけしまして申し訳ございませんでした。